こんにちは。
朝は、冷え込みましたが・・・今日も気持ちの良い秋晴れですね!
今週も頑張っていきましょう!!
さて建築業界・・・ウッドショックの影響で仕入れが中々出来なかったり・・・見積もり額が確定しなかったり・・・まだ相当影響を受けております。
弊社で現在建築中の材料は、市場で仕入れた材料ではなく、地場産の無垢材を地場の材木屋さんで加工した材料を使用して建築しております。
いつもなら下の写真の梁は米松を採用するのですが、今回は杉材なので梁の幅を105→120にしてます。
そんな事が出来るのも、地場産だからですね!
※野地板の切り欠きは、棟換気の為です。
人工乾燥した材料(KD材)ではなく、天然乾燥させた材料(AD材)です。
AD材(天然乾燥材)は、KD材より狂いやすい材料ですが、木の脂身を失わない事で、木の性質が持つ「粘り」を保ち、表面割れの現象こそ起こりますが、内部割れのような構造的欠陥は生じません。狂いやすいというAD材の欠点を補うために、木の性質や素性を読みながら、大工さんが手刻みで加工を行えば、AD材を使用しても問題が無く、長い耐久性を保てます。
弊社のように手刻みで家造りを行っているからこそ使える材料ですね!
AD材は、人工乾燥ではないので、木の香りもしっかりしますので、木の香りに包まれた癒しの空間になります。
興味のある方は、是非一度現場を体感下さい。
2021-11-15 11:31:57
手刻み
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